スピードアップデートとは?

GoogleがWebサイトの検索ランキングをつけるための要素が200項目以上あるといわれていますが、その中の要素のひとつにページの読み込み速度があります。

もともとはPC検索だけが対象でしたが、モバイル検索でもランキングの要因となり、そのアルゴリズムをスピードアップデート(Speed Update)と呼んでいます。

今回はスピードアップデートの解説とページ表示速度を改善するための方法をまとめます。

スピードアップデートとは?

スピードアップデート(Speed Update)とは、モバイル検索において、ページの読み込み速度を検索順位を決める要素のひとつとするGoogleのアルゴリズムのことです。
2018年7月から導入されたアルゴリズムで、検索順位に影響が出るのは圧倒的にスピードが遅い場合に影響するだけであり、ごくわずかな割合のクエリにしか影響しないようです。

そのため通常のサイトを運営していればスピードアップデートの影響を受けないと思われます。
しかしページ表示速度を改善することで直帰率を改善できたり、回遊率を向上できたりするため、スピードアップデートを意識して改善するというより、ユーザビリティ改善のため表示速度を速くすることがよいでしょう。

 

・Google公式ブログでの公式発表「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します」
https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/01/using-page-speed-in-mobile-search.html

 

・Google金谷氏によるスピードアップデートのロールアウトのツイート
https://twitter.com/jumpingknee/status/1016260998427131905

スピードアップデート導入後どうなった?

2018年7月のスピードアップデート導入後、多くのサイトで表示速度の改善が見られたようです。
これは2019年4月のGoogleの公式ブログで報告されており、特に以下のポイントが挙げられます。

・最も遅いトラフィックの3分の1について、ユーザー中心のパフォーマンス指標が2018年に15%から20%に向上した。

・95%以上の国でスピードが向上した。

・ページ表示速度の向上で、検索からの離脱率が20%減少した。

・2018年は、2億以上の固有のURLが、PageSpeed Insightsで10憶以上のパフォーマンス検証が行われた。

Googleの報告にある通り、ページ表示速度が改善された結果、よいパフォーマンスにつながっていることが分かります。

※「ユーザー中心のパフォーマンス指標」についての説明はこちらを参照ください。

ページ表示速度を改善するための方法

ページ表示速度を改善するための方法として、Googleが公式に提供しているツールを利用することがよいです。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

PageSpeed Insightsは、パソコンおよびモバイルのページの読み込み速度が、速いのか、遅いのか、平均なのか、数値を含めて分析できるツールです。
またページのコンテンツを解析し、読み込み速度を速めるための改善方法も提示してくれます。

PageSpeed Insightsの使い方は簡単で、調査したいURLを入力して、「分析」ボタンをクリックするだけで結果が確認できます。

上部にモバイルとパソコンのタブがありますので、両方の測度スコアが分かります。
またページの読み込み速度を短縮するための改善項目やアプリケーションのパフォーマンスに関する詳細が確認できます。

Test My Site

Test My Site
https://testmysite.withgoogle.com/intl/ja-jp

Test My Siteは、モバイルページの速度を分析できるツールで、3Gでの読み込み時間、訪問者の推定離脱率、同じ業種内の速度比較ができます。
また無料レポートを取得することもできますので、そのアドバイスを参考に速度改善に役立てることができます。

まとめ

ページ表示速度はランキング要因になっていますが、順位改善のためというより、ユーザビリティ改善のために行うことが大事です。
画像を圧縮したり、サーバーのパフォーマンスを向上させたり、地道に改善していくことで、検索からのトラフィックを増やしたり、ユーザーの成果向上にもつながります。
Googleから提供しているツールを活用し、スピード改善に役立てましょう。