ドメインダイバーシティアップデート

Googleの検索順位を決める要素はさまざまあり、多くの項目によりランキングが決まります。

その中のひとつの要素である検索結果の多様性を保つための「ドメイン ダイバーシティ アップデート」があります。

先日もドメイン ダイバーシティ アップデートが実施されましたので、詳しくご紹介したいと思います。

ドメイン ダイバーシティ アップデートとは?

ドメイン ダイバーシティ アップデート(Site Diversity アップデート)とは、検索結果に同一ドメインの複数ページが表示されるのを抑えるためのアップデート(仕様変更)のことを言います。

同一ドメインの複数ページが検索結果に表示されることで、同じサイトばかりが検索結果を独占している、違うサイトからの情報が取れない、という問題が発生します。

そのため検索結果に様々なドメイン(サイト)を表示させ、多様性を高めた検索結果とすることで、この問題を解決できます。

また多様性を高めることで、ユーザーの利便性も上がり、最終的にはGoogle検索の利用を増やす(広告で収益を上げる)ことにつながります。

2019年6月4日に実施されたドメイン ダイバーシティ アップデート

2019年6月4日にGoogleは、ドメイン ダイバーシティ アップデート(Site Diversity アップデート)を実施しました。

具体的には、同一ドメインが検索結果に3件以上表示されないよう調整を行いました。

ただし、3件以上表示されることも例外的にあり、そのクエリ(検索キーワード)において、関連性が高いと判断されれば、同一ドメインでも3件以上表示されることがあります。

尚、サブドメインでもルートドメイン単位で1つと判断されます。

このドメイン ダイバーシティ アップデートは、2019年6月6日に展開が完了したようです。
また同じタイミングで実施された、 コアアルゴリズムアップデート(June 2019 Core Update)とは別のアップデートとなります。

 

※コアアルゴリズムアップデート(June 2019 Core Update)についてこちらを参照ください。

2019年6月3日、Googleコアアルゴリズムアップデート(June 2019 Core Update)実施

ドメイン ダイバーシティ アップデートでやるべきことは?

ドメイン ダイバーシティ アップデートは直接ランキングへ影響するアップデートではありません。

同一ドメインの複数ページが表示されていた場合、その数が減るため順位が変動しますが、直接的なものではありません。

また複数表示されるか、されないかは、検索クエリやユーザーのニーズ(検索意図)により変わると思われ、結局Google次第となっていますので、何か特別なことは不要です。

引き続きユーザーのためにコンテンツの品質を上げることが重要で、その結果3つ以上表示されれば、それだけ重要なサイトであると判断されていることになります。

過去のドメイン ダイバーシティ アップデート

過去のドメイン ダイバーシティ アップデートで重要なものは、2013年5月に実施されたアップデートです。

この時は当時Googleの担当だったMatt Cutts氏が事前に更新を予定しているアルゴリズムを告知していました。
その中の一つがドメイン ダイバーシティ アップデートでした。

当時は1ページ目だけでなく、2ページ目、3ページ目など複数のページに渡り、同一ドメインの複数ページが表示されることがありました。

複数ページに渡って表示されていたことから、独占割合も高く、ユーザーにとっては利便性が悪い状況であったため、1ページ目に2つが表示されるぐらいに変更されました。

まとめ

検索結果の多様性を目的としたドメイン ダイバーシティ アップデートは、ユーザーにとって様々な情報に触れることができるため非常に良い仕様変更であると思います。

同じサイトばかりみてもユーザーの利便性はよくならないため、ユーザーのことを考えたアップデートであると思われます。

過去から何回も更新されているアップデートですが、そこまで更新が必要なのも他のアルゴリズムが更新されて、調整が必要になるからなのでしょう。