2019年8月9日Googleウェブマスターオフィスアワー

2019年8月9日に行われたGoogleウェブマスターオフィスアワーの質問と回答をまとめました。

SEO 会社による不自然なリンクの報告方法

【質問】
某SEO会社に勤めています。
私は何度もリンク売買のSEOは嫌だとか会社に提言していますが、一向に止める気配が無く面倒に感じています。
リンクリスト又はSEOを行っているサイトのリストどちらかをお送りすれば何かしらの対応をしていただけるのでしょうか。
していただけるのであれば是非ともリストをお送りしたないと思っている次第です。

【回答】
通常はリンクのスパムレポートから送る。
もし大量にある場合は、(金谷氏の)ツイッターのDMで連絡する。

最適な見出しタグの数

【質問】
先日SEO会社から下記のような営業を受けましたが、どう思いますか?
h2タグは1ページ内の最適数は7個以内。あなたのサイトは11個と4つほど超過しているので、4つのh2タグをh3に変えましょう。
同じくh3タグは1ページ内の最適数は10個以内・・・以下同様

基本的にはコンテンツとして必要であればh2やh3がいくつなどが最適数は特にないと理解していますが、上記内容で言われているようなことは実際にありますでしょうか?

【回答】
気にしなくてよい。
そもそもhタグなどのマークアップは、ページのコンテンツの構造を適切に伝えるために必要なもの。
情報の構造に沿ってマークアップすることがベスト。
ただし大事なのは良いコンテンツを作ること。

サイトマップが確認できなくなった

【質問】
6/25のオフィスアワーの1:05:20あたりで、「サイトマップが確認できなくなった」で取り上げていただいた者です。
情報が足りなかったとのことで失礼しました。改めてお送りします。

サイトマップxmlを25前後送信しています。
旧サーチコンソールでは全部確認できたのですが、3月くらい(?)から新サーチコンソールの方で7つしか確認されなくなってしまいました。(旧でもそうなっていたのかもしれませんが、今は確認できなくなっているので…)

しばらく経ったら変わるかと思いましたが、2ヶ月ほどこの状態が続いています。
流入状況に変わりはありません。
知り合いにも確認しましたが、他のサイトでそのようなことは起きていないとのことです。

なぜこのようなことが起きているのでしょうか。
流入には問題ないので良いのですが、確認がしづらいため解消できればと思います。

【回答】
具体的なサイトマップを教えてもらって確認した。
一部サイトマップが処理されづらくなっていることが確認できた。
解消する方向に向かっている。
Google側の問題。

カテゴリートップに記事を書いてもいい?

【質問】
現在私のWebページではカテゴリートップページに2つの種類があります。1つはWordPressのデフォルトであった、そのカテゴリーに含まれる記事を羅列ページ。
もう一つはデフォルト設定を改造して、カテゴリートップを記事にしているページ。

ここで質問なのですが、このようにカテゴリーページそのものを記事化してしまうことに何か問題はありませんでしょうか?(クロールされにくいなど)
一応記事化した理由としましては、サイトの上位階層の方がクロールされやすいにも関わらず、カテゴリーページは検索結果に表示されることがないので、それならいっそカテゴリーページそのものを記事化して、検索結果に表示させようと思ったのが理由です。

【回答】
一般論としてカテゴリページだからカテゴリとして使わないといけないとか、カテゴリページにコンテンツを乗せてはいけない、ということはない。
サイトの構造(ツリー構造)に従って作った方が、Googleが把握、理解しやすい。
その方が間違った処理につながらない。

検索結果に納得がいきません

【質問】
F1の専門サイトを運営しています。最近の検索結果がどうしても解せなくて連絡させていただきました。
今月から”F1″で検索するとオートスポーツWebの最新記事が2位と3位を占める状態となっています。
おそらく同サイトがGoogleの検索に適した作りとなっているためだとは思いますが、専門サイトを運営している側としては辛いです。
上位にいるオートスポーツWebの記事の中にも本当にユーザーにとって利益のある記事の場合もあるとは思いますが、そうではなく、ただ最新の2つの記事に上位に居座られると厳しいです。
他のスポーツ系キーワードではそこまで極端なものは見られません。
1ユーザーとしても見直しを検討していただきたいです。

【回答】
F1専門サイトを見たい人もいれば、オートスポーツ記事を見たい人もいる。
そのためどちらが上にあるべきかは難しい。

Googleの検索に適した作りとなっているためで上がっている訳ではなく、質問者のサイトよりもオートスポーツ記事の方がユーザーが求めているものである可能性が高い。

「F1」のビッグワードの順位より、細かいユーザーのニーズ、検索のインテントを理解して細やかな記事を提供することが大事。
それを強化していく中で「F1」の順位が改善される可能性が高いと思われる。

想定外の FAQ 構造化データの使用

【質問】
構造化マークアップ「FAQPage」はFAQページへの利用を想定していると理解しておりますが、最近SERPsを占有する目的で、FAQではないページにFAQコンテンツを”後追い”で追加しているケースが散見されます。
具体的には、メインコンテンツとしてではなく、ページ最下部に(申し訳程度の)FAQコンテンツと構造化マークアップを追加し、それをSERPsに表示させるというものです。
特に”商品一覧”が並ぶようなトランザクショナルクエリで本件が見受けられ、本来の「FAQPage」の使い方ではなく感じでおります。
また「FAQPage」がSERPsに採用されると、SERPsで表示されるサイトが1サイト減るため、複数のサイトがこのような「FAQPage」の使い方をすると、選べるサイトが減る点では、ユーザーにとりマイナスになりうるのではないでしょうか?
こちら問題はないのでしょうか。

【回答】
まだ始まったばかりなので、ユーザーにとって良いのか悪いのかを見極めながら、エンジニアやプロダクトチームにフィードバックしていく。
ただしFAQPageを実装したことでそのサイトにプラスになるかは別、分からないことはある。
FAQが表示されたことでページに飛ばないユーザーも出てくる。
そのサイトが表示領域が広がったことで実際にビジネスにつながるかどうかは分からない。

動的な配信時の hreflang の実装

【質問】
「動的な配信」における「タグのhreflang」についてお伺いしたいです。
上記「モバイルファーストインデックスに向けて準備する」ページでは”別々のURL”の場合はモバイル版はモバイル版で、PC版はPC版でアノテーションsると記憶がございますが、”動的な配信”の言及はございませんでした。
これまで”動的な配信”の場合、hreflangは「PC版にのみ実装」すれば問題ないという認識でしたが、MFI後を考慮するとやはり「PC版にもスマホ版にも同内容のものを実装」したほうが宜しいのでしょうか。

【回答】
その通りです。
PC版にもスマホ版にも同内容のものを実装した方がよい。

Indexing API の Quota を上げたい

【質問】
当方は、数千社の顧客のために数千サイト数十万の求人ページを生成・管理しており、毎日、合計で数万ページ前後が更新・新設されています。顧客と求人は、日々増えています。
新規公開、更新、削除した求人ページをGooglebotにクロール&速やかにしごと検索へ認識していただく為、IndexingAPIを使用したいです。
が、Publish requestsの一日当たりの上限数は「200」とあり、足りないので、Publish requestsの割り当て量増加を申込みました。
すると希望数20万に対して数週間後に1,000へ増やしていただけました。しかし1000では足りないのです。このまま運用開始するとエラーを大量発生させてしまいます。
そこで3点教えていただきたいです。

・GoogleAPIConsoleでは、1プロジェクト、1ドメインで設定するべきですか?(プロジェクトの上限数は「12」あり、1000プロジェクトを設定・管理すうことは運用上難しいのです)

・GoogleAPIConsoleに、Indexing APIではない既存プロジェクトが数個ありますが、これらのリクエスト割当数を抑えることによって、Indexing APIプロジェクトの割当数を増やすことはできますか?

・リクエスト数増加を購入することはできませんか?

【回答】
Quota を上げたい場合は、引き続きConsoleからリスクエストを送る。
短期的に足りない場合は、更新・削除したページで、どのページを優先順位を高くIndexing APIを使いたいかを考える、そういったものから上げる。

Google マップが表示される基準

【質問】
先日MEOの記事が拡散した影響で、社内でもGoogleマップへのローカルビジネス登録やGoogleマップ内での広告への関心がじわじわと広がっています。その中で本日は2点質問させていただきます。

1)検索結果上位に表示するGoogleマップについて
地域名や施設名が絡むあらゆるクエリにおいて、検索結果にGoogleマップが表示されるようになったと感じています。Googleの検索エンジンは単純にユーザーが入力する検索ワードに合わせてマップを表示しているのでしょうか。
それともあらゆる行動(検索回数、場所、デバイス、直前や以前に行ったアクションなど)において分析した結果、そのユーザーが求めていると判断してマップを表示しているのでしょうか。

【回答】
基本はクエリベースに判断、その後にユーザーの行動を見て判断する。
ロケーションデータも影響がある。

 

2)Googleマップのローカルビジネス登録について
とある予約専門サイトを運営しています。いわゆるブッキングサイトなので、実店舗がありません。そのため、サービス名でのローカルビジネス登録はできないという認識です。
しかし登録を進めたがるような気配があります。情報を偽り登録することは規定違反と思いますが、逆手にとって稼働実態が伴わなくとも実店舗を作ってしまえ、というような意見もあります。
ユーザーのためにならない情報を掲載するのはナンセンスと思いますが、実店舗を作ってしまいさえすれば登録は可能なのでしょうか。。。

【回答】
Googleマップに関することはこのオフィスアワーの対象外です!
ローカルビジネス情報ガイドラインを確認すると、
「Googleマイビジネスのリスティングは、顧客が訪れることのできる実在の店舗や拠点、または顧客のいる場所に出向くことができるビジネス向けにのみ作成することができます。」
と記載されている。

https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=ja

求人企業の企業名が変わった場合

【質問】
Googleしごと検索において、求人を出している企業名が後から変わった場合、求人原稿内の社名変更だけでなく、マークアップ内のhiringOrganization.nameの社名も変更しないと手動対策の対象になるのでしょうか?

【回答】
手動対策されるかされないかの問題ではなくてマークアップされた内容が表示されるので変えてください。

セーフサーチのランキングへの影響

【質問】
セーフサーチによるランキングへの影響について質問です。
私どもが運営するこのサイト、基本的にはアダルト系ではないのですが(一部そういうものも含む)、セーフサーチをオンにして site:https://(自社サイト名)/ で検索すると結果が0件になってしまいます。
セーフサーチをオフにすれば、16万件ほど出てくるのですが、ベンチマークしている競合サイトはセーフサーチをオンにしても site: で表示される件数がまったく変わりません。
こういう違いもランキングに影響してしまうのでしょうか?

【回答】
セーフサーチのフィルターの対象になっているサイト(対象の比重にもよるが)よりなっていないサイトの方が総合的にランキングは優先される可能性た高い。

複数のサイトマップのクロール優先順位

【質問】
サイト内に複数の「sitemap.xml」を置いている場合の、クロールのされ方について質問させてください。

1つのsitemap.xmlに記述できるURLが50,000件までとなっているため、以下のように50,000件ずつに分けた複数のsitemap.xmlを置くことがあります。

sitemap_1.xml(1~50,000)
sitemap_2.xml(50,001~100,000)
sitemap_3.xml(100,001~150,000)

1~150,000はクロールさせたい優先度順にURLを上から並べたとします。
この時、ちゃんと優先度順に「sitemap_1.xml」→「sitemap_2.xml」→「sitemap_3.xml」という順番にクロールがされるのでしょうか?

または、「sitemap_1.xmlの1番目」→「sitemap_2.xmlの1番目」→「sitemap_3.xmlの1番目」→「sitemap_1.xmlの2番目」・・・といったようにほぼ平等に回るのでしょうか?

【回答】
送られてきたサイトマップが1つでも分割でもGoogleがまずデータとして受け止める。
その後に優先順位を付けてクロールしていく。
サイトマップの記述の順番は気にしなくても問題ない。

“クロール済み・インデックス未登録”の理由

【質問】
Search Consoleのカバレッジレポートで「クロール済み・インデックス未登録」とインデックスから除外されているURLを何とかインデックスさせたいとおもっています。
除外されてしまう原因はアクセスがないからなのか、文字量が少ないからなのかと自分なりに考えて解析しているのですが、そこそこアクセスのあるページなのに除外されていたり、文字数もそこそこあるのに除外されていたりと、原因が分からず困っています。
この「クロール済み・インデックス未登録」に振り分けられてしまう基準は何なのかを教えてほしいです。

【回答】
コンテンツのクオリティが高いケースでは「クロール済み・インデックス未登録」になるのは少ないので、コンテンツの改善が一番。

画像の削除方法

【質問】
画像を削除して欲しいのですが、Googleの画像から削除出来ますか?

【回答】
Googleのヘルプページを確認ください。
Web検索フォーラムをご覧ください。

Webサイトの画像について、検索結果から画像を削除できないので、まずやってもらいたいのは、元の画像をそのサイトから削除すること。

インデックスが減少している

【質問】
Twitterにて発表のあった、「Googleが異なるページを正規URLと認識してしまっている」というエラーに関して、Google側での対応のご状況を伺えたらと思いました。
こちらのエラーに関して発表されたタイミングより担当しているECサイトの詳細ページのインデックスが大きく減少してしまっておりまだ回復していない状況です。

詳細をまとめさせていただいたのですが、回復に向けてどういった対応を行うべきか、ご教授いただけたらと思います。
売上に大きく影響しており、緊急度が高く、twitterでのDMという形でご連絡させていただいてしまいました。
お忙しいところ大変申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願いいたします。

■状況
・インデックスが急に減ってしまった

・Search Consoleのインデックスカバレッジにおいて、
「重複しています。送信されたURLが正規URLとして選択されていません。」の検出数がインデックスが減少したタイミングで急に増加している

・「重複しています。送信されたURLが正規URLとして選択されていません」で検出されているページを見ると、主に商品詳細ページとなっている

・インデックスが除外された商品詳細ページのURL検査を行うと、「Googleが選択した正規URL」が特定の商品詳細ページとなっている

商品A 「Googleが選択した正規URL」商品ZのURLに
商品B 「Googleが選択した正規URL」商品ZのURLに
商品C 「Googleが選択した正規URL」商品ZのURLに
・商品Zとまったく異なる商品の場合も同様(バッグとジュースなど)

■補足
・商品ZのURLに対してcanonicalの設置などは行っていない。
・商品Zとまったく異なる商品の場合も同様の現象が起きている(バッグとジュースなど)
・robots.txtでクロール制御をしてしまっている、などはない
・noindexの付与なども行っていない

【回答】
販売終了ページが関係している。
商品AとBがそれぞれ同じ品切れページに飛んでいる。
そのため同一コンテンツとして判断され重複になっている。

それぞれの商品の品切れ中のページを固有のものにする。
400番台でリダイレクト、固有の情報を追加することで回避できる。