ウェブマスターオフィスアワー

2019年4月25日に行われたGoogleウェブマスターオフィスアワーの質問と回答をまとめました。

Search Consoleに表示されるリンク(前回の質問)

【質問】
Search Consoleにはnofollowの被リンクも表示されますが、それは被リンク効果がないと考えても良いですか?

【回答】
nofollowのものは表示されないと言ったが、nofollowのリンクやリンク否認ツールを使用したリンクが表示される。

リンクレポートとは・・・
表示されるリンクは効果があるリンクではなく、どのサイトからリンクが来ているか確認できるもの、多くのトラフィックがあるリンク(nofollowでも)で、ランキングの効果あるなしに関わらずサイトにとって重要なリンクであるものが表示される。

rel=next/prev 廃止後のURLの正規化

【質問】
サポートが終了した、rel=”next” と rel=”prev” を使用したページネーションと、それを前提としたURLの正規化について質問です。

分割されたページ同士の関連性が伝えられるという前提では、正規化の必要がある場合には1ページ目だけcanonicalすれば良さそうに思えました。

ただ、分割された各ページが独立して評価される前提だと、全ページでcanonicalしたほうが良さそうに思えます。
この点について、教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

【回答】
全ページcanonicalしてもよい。

ただし、今設定している状態で問題なければ特に変える必要はない。
何かうまくいっていないのであれば、全ページcanonicalしてもよい。

SSL化のランキングへの影響度

【質問】
GoogleがWebサイトのSSL化を推奨されているのは承知しておりますが、検索結果のランキングにも明確に影響するのでしょうか?

一つの判断要素としてあるレベルなのか、大きく影響を与える指標なのか。

非SSLの優良コンテンツよりもSSL化されたソコソコのコンテンツが評価されるのかなど、伺える範囲で教えていただけますと幸いです。

【回答】
2014年8月7日のGoogle公式ブログ(HTTPS をランキング シグナルに使用します)参照。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html

全体的に見ると、このシグナルは良質なコンテンツであるといった、その他のシグナルほどウェイトは大きくありません。HTTPS は、優れたユーザー エクスペリエンスを生み出す多くの要素のうちの 1 つです。

ランキングのためというより、対ユーザーとしてHTTPS検討した方がよい。

サブドメインのサイトがきちんと認識されない

【質問】
メインドメインとサブドメインが一つのサイトとして検索結果で認識されてしまっている問題。
自社サイトでコーポレートサイトとサービスサイトの2サイトをメインとサブドメインの2つに分けて運営しています。

コーポレートサイト:corp.aaaaaaa.com
サービスサイト:aaaaaaa.com

企業に関する情報(企業名・採用情報など)はコーポレートサイト、
サービスに関する情報(サービス名・サービスジャンルなど)はサービスサイトが検索結果上位に表示されるようにしたいからです。

現状、【会社名で検索】するとコーポレートサイトではなく、サービスサイトのみが1位になり、望むような検索結果での表示になりません。
サブドメインでもコンテンツ内容が異なれば、検索エンジンには別サイトとして認識されると考えていたのですが、認識としては合っておりますでしょうか?

会社名で検索すると、サブドメインのコーポレートサイトトップは検索結果に表示されず、サービスサイトのサイト内リンクの形で、コーポレートサイトの会社概要、採用情報などが表示されるため、一つのサイトとしてGoogle検索では認識されてしまっているようです。

考えられる要因としては、ヘッダーやフッターナビゲーションにお互いのサイトへのページリンクを設置しているために一つのサイトとして認識されてしまっているようにも思います。

コーポレートサイトのドメインをサブドメインではなく、全く別のドメインに差し替えるか、相互リンクをはずすかなどを検討しているため、ベストプラクティスに関してアドバイスをいただけると助かります。

【回答】
サブドメインでもコンテンツ内容が異なれば、検索エンジンには別サイトとして認識されるかどうかの質問に対して、その可能性はある。

今回のケースでは、サービスサイトのトップがコーポレートサイトのトップに見える。
アナウンス、お知らせがコーポレートサイトでだけでなくサービスサイトにもある。
Googleマイビジネスの登録もサービスサイトの方が登録されている。
サービスサイトのトップが全体のトップに見えても不思議ではない。

現状コーポレートサイトの1カテゴリとしてサービスサイトへのリンクがあるが、構造的にはコーポレートサイトのトップに使うことが多いホストにサービスサイトを持ってきて、サブドメインでコーポレートサイトがある。
これは割とイレギュラーな感じでうまく伝わっていない。

サービスサイトが独自の要素(サービス概要みたい)がなかったため、サブドメインではない方をコーポレートサイトのトップとして、構築しなおすのがよいではないか。

会社名でナレッジパネルが表示されない

【質問】
会社名での検索時にビジネス情報のナレッジパネルが表示されない
「会社名+地名」で検索すると右側にビジネス情報のナレッジパネルが表示されるのですが、「会社名」のみで検索した時はナレッジパネルが表示されません。

Googleマイビジネスにも情報を登録していて「会社名+大阪」での検索ではナレッジパネルが表示されたり、Organaizationの構造化データもJSON-LDでトップに設置しているため、特に不足している情報はないと考えています。

「会社名」のみの検索でナレッジパネルが表示されるようにするために、何か不足していることや設定で問題になりそうなことがあればご教示いただけますと幸いです。

【回答】
会社の情報として表示されるナレッジパネルは2種類ある。
通常のナレッジパネルとGoogleマイビジネスに登録されているGoogleマイビジネス由来のナレッジパネルがある。

このケースでは通常のナレッジパネルではなく、Googleマイビジネス由来のナレッジパネルである。
Googleマイビジネスは必ずしもいつも表示される訳ではなく、距離などの要素で表示、非表示をしている。
「会社名+大阪」をトリガーとして、Googleマイビジネス由来のナレッジパネルが表示されていると思われる。

では通常のナレッジパネルに登録するには、自動的に生成されるものなので、こちら側で操作できない。
ただし生成されたものの編集は可能。

3月中旬の順位変動について

【質問】
SNSでも話題になっている、3月中旬の順位変動について質問させていただきます。

私の運営しているサイトでもかなりの流入がへりました(3分の1くらいの減少)が、SNSでも報告を見ると増えたサイト・減ったサイトの共通性がないように感じました。
何か「こういったサイトは落ちた」というような見解がありましたらお聞かせいただきたいです。

また、「筋トレ」と検索すると星占いのサイトが上位にいるなど、おかしな挙動も見られますが、今後アルゴリズム修正のアップデートなどの予定はあるのでしょうか。

以上よろしくお願いいたします。

【回答】
コアアルゴリズムアップデートは、一つ一つの要素をターゲットにしたのではなく、総合的に改善している。
そのため今回の変動から何かの傾向を読み取るのは難しい性質のもの。

検索エンジンは常に正しいかというとそうではなく、年間1兆回以上検索されて、日々新しいクエリが15%出てくる中で、アルゴリズムで良い結果を出し続ける努力をしている。

上がったものが次の変動で下がることもあるし、それを繰り返していき、最終的に長い目で見たときに、良いサイトは平均すると良い順位にいたと感じるのではないか。
品質の低いサイトは仮に一時期上がったとしても、長い目で見たときに下がっていくのではないか。
一時期の変動で分析して対策するのではなく、下がったけれども上位にあるサイトよりもユーザーにとって良い情報を提供していると考えているのであれば、そのまま運営していくのが最善の施策と思う。

質問の回答でいうと、こういうサイトが落ちたという傾向は特にない。

「筋トレ」で星占いサイトが上がっているのは、かなり昔から「筋トレ」という名前でサイトを運営し、有名なサイトでもあるため、多くのユーザーが「筋トレ」で検索して星占いのサイトを探していると思われる。
その挙動がおかしいとは思わない。

URLの重複、でもインデックスされない

【質問】
運営しているサイトにて、URL検査ツールを使用して、インデックスリクエストを送信してもインデックスがされません。
リダイレクト状況の確認やcanonicalで正規URLを自己参照URLとするなど設定の見直しを行いましたが、重複と表示されています。
どのURLと重複しているか心当たりがなく、困っています。

【回答】
この場合、サイトを移転しており、canonicalである移転元を削除リクエストしているため、移転先もインデックスされていないのではないか。
ヘルプセンターにサイトの移転という項目があるので、それに沿って移転されるのがよい。
https://support.google.com/webmasters/topic/6029673?hl=ja

削除リクエストを使うことを推奨していないので、削除リクエストを外してみるのがよい。
リダイレクトされているのではあれば大きな問題につながらない。

無限スクロール

【質問】
現在提示頂いているベストプラクティスでは先日サポート終了となった「rel=prev/next」が使われていますが、今から無限スクロールを実装したい場合、こちらベースで実装をして問題ございませんでしょうか。
また今後、これに代わるソリューションは提示されますでしょうか。
ご確認のほど、よろしくお願い致します。

[参考]
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/02/infinite-scroll-search-friendly.html
http://scrollsample.appspot.com/items

【回答】
英語版ではすでに更新されていて、「rel=prev/next」は削除されている。
ウェブマスター公式ブログ「検索エンジンとの相性を考慮した無限スクロールのベストプラクティス」に記載している「rel=prev/next」は無視して無限スクロールの実装を進めてよい。
今後はどうなるかは分からない。

画像がインデックスされない(CDN利用) 1/4

【質問】
画像検索でサイト使用分の画像がヒットしません。どうするのが良いか、教えてください。

1)そもそも、画像用のサイトマップを作る、作らないに関わらず、画像はインデックスされ、画像検索にも表示されるものと思っておりましたが、この認識は間違えておりますでしょうか?

【回答】
画像用のサイトマップは必須ではないが、あった方がGoogleに正しく伝わる。

画像がインデックスされない(CDN利用) 2/4

【質問】
2)画像はCDNのURLとサイトの通常のURLの両方からアクセスできます。
その際にサイトマップを書くURLは

Ahttps://cache.example.com/img/001.jpg
Bhttps://www.example.com/img/001.jpg

のどちらがよいでしょうか?または、どちらでも良いのでしょうか?

A)の場合、例えば新たにSearch Consoleに「cache.example.com」のプロパティを登録した方がよろしいですか?

【回答】
A)がCDNのURL、B)がCDN経由ではない。
どちらでもよい。
ただし多少でも早く配信されるという意味ではCDNの方(A)がよい。

プロパティの登録は、登録したことで見える情報があるので、登録した方がよい。

画像がインデックスされない(CDN利用) 3/4

【質問】
「Googleウェブマスター向け公式ブログ」の「画像検索についてのAtoZ」の「Q:CDNを使って画像を提供しています。どうやったら画像のサイトマップをを使用できますか?」を読みましたが、リンク先が英語ということもあり、結局どうして良いのか分かりません。
robots.txtを設定しないといけないのでしょうか?

画像検索についてのAtoZ
https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/05/to-z.html

【回答】
robots.txtと使わないとダメ、という話をしている訳ではない。大丈夫です。

画像がインデックスされない(CDN利用) 4/4

【質問】
この他、本当にインデックスされていないのか?確認したくYouTube(Japanese Webmaster Office Hours)でアドバイスされている

「画像で画像を検索する」
「src:画像URLで検索する」

で調べてみましたが、何が正解か分からず、結局、インデックスされているのかも良く分かりません・・・・。

こちらも、どうなれば正解(インデックスされている)なのか教ええください。

Japanese Webmaster Office Hours(ウェブマスターオフィスアワー2019年3月7日) 41:11頃のQ&A
https://www.youtube.com/watch?v=l9TPr-YdALw

【回答】
試した結果が正しく、インデックスされていなければ確認できない。

送られてきた画像(割と一般的な画像)を確認すると、ページで使われているのが発見できなかった。
その画像についてはインデックスされるのが低いか、多少時間がかかる。

その他の特徴的な画像は、ページ上で認識され、インデックスされていた。
最近リニューアルされたのでそれで時間がかかることもある。

「info:」の代わりの方法

【質問】
今日現在、すでに「info:」がかつてのように機能しなくなっておりますが、自分が管理しているサイト以外の正規URLを今後はSearch Consoleで見ることができると、Google Webmaster Central Blog に書かれているのを読みました。こちらはもうすでにSearch Consoleに実装されているのでしょうか?

試しに自分が持っているSearch Consoleからトライしてみたのですが、見ることができませんでした。

こちら、実装の予定があるのか、あるのであればそれはいつ頃なのか、お教えいただければ幸いです。

【回答】
これまではプロパティに存在しないと表示されなかったが、今後は表示されるようになったため確認できる。
URL検査するプロパティがあれば、検査したカノニカルのページの他のプロパティでも確認できるようになる。

ページがインデックスされなくなった

【質問】
先日インデックス削除の件でいろいろと盛り上がっていましたが私が運営しているブログではまだ問題が解消されていません。

具体的には、https//example.com/aaa-bbb/という記事になりますが、
Google Search ConsoleからURL検査ツールすると「URLはGoogleに登録されています」と表示されるにも関わらず、
site:https//example.com/aaa-bbb/で検索すると「一致する情報は見つかりませんでした。」と出てくるという状況です。

インデックス登録をリクエストは何度かやってみましたが解消せず。

元々10位以内に入っているキーワードもあり、1日10~30PVほどあったのでかなり影響が出ています。解消方法について教えて下さい。

【回答】
そのURLが削除リクエストされていた。
削除リクエストを取り下げる。
またそのURLがリダイレクトされており、リダイレクトも間違っており、別ドメインへ飛んでいた。

モバイルユーザビリティエラー

【質問】
「クリッカブル要素が近すぎる」「コンテンツ幅が画面サイズを超えている」として3月末頃からエラーが増え、4月5日に一気に増加。
16日時点で1万近いページでエラー判定されています。しかもモバイルフレンドリーテストはクリアとなります。

当該サイトでは、PCとSPの切り替えをuser agentで判定し読み込みテンプレートを分けているのですが、ライブページテストでレンダリングされているページがSPではなくPCになっています。(iPhoneなどの実機上ではSPサイトの表示を確認)

これは該当ページのコンテンツサイズに問題があるのでしょうか?それともモバイルフレンドリーである以上問題ないと判断していいのでしょうか?

【回答】
ライブで試したときに問題なければ問題ない。

Google for Jobsにて企業ロゴが表示されない

【質問】
Google for Jobsにて企業ロゴが表示されずに困っております。
ヘルプで質問したところ、こちらを案内していただきました。

質問URLは下記になります:
https://support.google.com/webmasters/thread/3370429?hl=ja

原因・対応方法がわかるようでしたら教えていただきたいです。
本当に困っておりますので、何卒よろしくお願いします!

【回答】
ナレッジグラフの画像と同じ画像を使う。
https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting?hl=ja

検索結果でのバランス

【質問】
現在サービスや企業名の検索結果ではなにかしら批判やネガティブな事件、口コミなどが上位に表示されます。これはユーザーの検索意図を反映してのものと推測します。
しかし人間の心には非常にドス黒いものがあり、キーワードによっては圧倒的に「ネガティブなものを見たい」という欲求があります。
その場合はネガティブなコンテンツが多数上位に表示されるのでしょうか?
勿論サイトの強さなど総合評価だと思いますが、ポジティブなサイトでバランスを取るような動きがあるのでしょうか?

【回答】
探している情報を表示させる。
社会的な問題があれば関心があるためニュースがある
採用時期には採用情報が出る。
それによりランキングが左右されるかもしれない。
深層心理を読みって表示している訳ではない。
単純に企業情報以外に探していると思われる情報を出すだけで、ネガティブな情報ばかりを出す訳ではない。

URL検査ツールでは物足りない

【質問】
グーグルサーチコンソールが新しくなったことでFetch as Googleがなくなりました。代わりにURL検査が加えられましたが、そこにURLを送信することで新しい記事をインデックスされるようにすることは分かりました。

過去に作った記事を修正や加筆した場合は、再度URL検査でURLを送信すると優先してインデックスしてもらえるようになるのでしょうか?

実際やってみたのですが、キャッシュを見ても特に新しくなっていないし、サイトマップを送信してクローラーが来るまでひたすら待つしかないのでしょうか。

正直なところFetch as Googleの劣化機能だなと思えてしまったのですが、どのくらいで反映されるものなんでしょうか・・・

【回答】
Fetch as Googleの機能を誤解している。
クロールやインデックスに問題があった場合に修正して問題がなくなったかどうか確認するものとして提供しているのが第一。
それが結果として、コンテンツを修正したものをFetch as Googleを使えば迅速に修正されるという効果があり、それが広く知られるようになった。
インデックスではなく再クロールを促すもの。

その他1 コンテンツの自動生成について

コンテンツの自動生成
「Google では、検索ランキングを操作することを目的としている、ユーザーの役に立たないコンテンツに対し、措置を取ることがあります。」
「自動化されたツールで翻訳されたテキストが人間によるチェックや編集を経ず公開されたもの」ご参考まで
https://support.google.com/webmasters/answer/2721306

コンテンツの自動生成はガイドラインに違反する可能性があるので注意が必要。

その他2 Google では検索の掲載順位は販売しておりません

Google では検索の掲載順位は販売しておりません

これがその疑問の証明にはならないかもですが、Google 広告を利用していることで自然検索のランキングが上がる、といったことはありません。
よかったらご一読下さい。
https://www.google.com/intl/ja/about/honestresults/

広告チームと検索チームで、検索がこれを実施すると広告が売れなくなるのでやめほしい、などというようなことはない。