Wayback Machineの使い方

過去のWebサイトがどんな内容だったかを知りたいことはないでしょうか?

そんな時に役立つツールが、「Wayback Machine(ウェイバック マシン)」です。

今回は、Wayback Machine(ウェイバック マシン)の使い方と活用方法を紹介します。

Wayback Machine(ウェイバック マシン)とは

Wayback Machine(ウェイバック マシン)とは、Internet Archive(インターネットアーカイブ)が運営している過去のWebサイト(ページ)が閲覧できるツールです。

Internet Archive が Wayback Machine を立ち上げたのは、ウェブサイトのコンテンツが閉鎖やサイトリニューアルなどで消失する問題に対処するためのようです。

Internet Archive(インターネットアーカイブ)とは、アメリカ・サンフランシスコにある非営利団体のことです。

Wayback Machine(ウェイバック マシン)の使い方

1.Wayback Machine(ウェイバック マシン)にアクセスします。

 

2.上部のURL入力欄に調査したいサイトのURLを入力します。

Wayback Machine

 

3.西暦のグラフとカレンダーが表示されます。

 

4.上部の西暦のグラフから閲覧したい西暦をクリックします。

 

5.その下のカレンダーが読み込まれるので、色が変わっている日付をクリックします。

 

6.その日付のWebサイト(ページ)が閲覧できます。

 

閲覧のポイントとして、上部の西暦のグラフは、Wayback Machine(ウェイバック マシン)がキャッシュしたデータのグラフで、キャッシュしたデータが多い方がグラフが高くなります。
つまりサイトの更新が多く、クローラの巡回頻度が高くなったとも考えられますので、それを参考に選択するとよいでしょう。

またカレンダーの日付の色が通常であれば青色ですが、緑色などになっているときもあります。
緑色はリダイレクト、オレンジはクライアントエラー、赤色はサーバエラーを表しているので、これらの情報も参考に選択しましょう。

Wayback Machine(ウェイバック マシン)の活用方法

Wayback Machine(ウェイバック マシン)はどんな時に活用できるのでしょうか。
いくつかご紹介します。

自分のサイトの過去のデータを確認したい時

例えばWeb担当者が交代となり過去のWebサイトがどのように変わってきたか分からないことがあります。
その時に自社サイトをチェックすれば、前任の人がどのように更新してきたか、サイトのメタ情報の変更などどのように変更してきたかが分かります。
新任の人でも過去のサイト状況が把握できるようになります。

競合サイトのサイト状況を分析したい時

Wayback Machine(ウェイバック マシン)はURLが分かればどのようなサイトでも過去のWebサイトが閲覧できますので、競合サイトの分析にも役立ちます。
競合サイトがどのようなコンテンツを作って、どのように運営したかも遡って確認できるため、自社サイト運営の参考になります。
また競合サイトがどのようなSEOを行っているか、施策を行ってきたのか、サイト内部状況やサイト構造、内部リンクなど確認できますので、競合サイトのSEO分析も可能です。

ドメインを取得する時

新しくサイトを立ち上げようとドメインを取得する時に、そのドメインが過去にどのようなサイトだったかを確認することができます。
過去に不正なサイトを運営していたり、SEOスパムをしていたりする可能性もあり、ドメイン自体がペナルティのままの状態も考えられます。
過去のドメインの運用歴を確認するのに非常に便利です。
実際Googleのジョン・ミューラー氏も推奨している方法です。

データが消失した時

サーバダウンや何かしらのトラブルにより、サーバのデータが消失することがあります。
通常はバックアップを取っていると思いますので、データが消失したとしても大きな問題にはならないと思いますが、万が一バックアップも含めてデータが消失した時にも、Wayback Machine(ウェイバック マシン)は役立ちます。
自社サイトの過去データが確認できますので、サイトの復旧に活用できます。

過去と現在のページの状態を比較したい時

Wayback Machine(ウェイバック マシン)は、自社サイトや競合サイトが今と現在でどのような変化があるか比較することもできます。
今と現在でなくても、特定の日付と日付を比較することができます。
Wayback Machine(ウェイバック マシン)の新しい機能として追加されましたのでご紹介します。

 

まず通常通り、過去データを閲覧したいURLを入力します。

URL入力欄の下にある「Changes」のボタンをクリックすると、下にカレンダーが表示されますので、特定の日を2つ選択し、「Compare」をクリックします。

すると、選択した日付の時に過去サイトが比較できます。

例えばYahoo!Japanの「2019年4月1日」と「2009年4月1日」を比較すると以下のようになります。

Wayback Machineのサイト比較

黄色が削除、青色が追加を表しています。つまりテキストやコンテンツなどの変更点も簡単に分かります。

この比較を活用すれば、自社サイトや競合サイトの変更箇所も簡単に調べることができます。

データがないので追加したい場合と削除したい場合

Wayback Machine(ウェイバック マシン)にURLを入れても表示されないときがありますが、主にサイトが新しい場合と考えれます。

もしWayback Machine(ウェイバック マシン)にデータを保存してもらいたい場合は、トップページの右下にある「Save Page Now」にURLを入力し、ボタンをクリックするとキャッシュが保存されます。

反対にアーカイブを削除したい場合は、Internet Archive(インターネットアーカイブ)に削除申請をします。

まとめ

Wayback Machine(ウェイバック マシン)は過去のサイト状況を閲覧でき、比較や分析ができる非常に有能なツールです。
SEOやWebマーケマーケティングをしている担当者は役立つツールであると思います。
データ消失などにも利用できますので、さまざまな場面で活用できると思います。
気になったサイトの過去はどんな感じだったか、一度見てみてはいかがでしょうか?