2019年9月23日、Googleは、Search Consoleの検索パフォーマンスレポートでより最新のデータが利用可能となることを公式ブログで発表しました。
具体的には、今までは2~3日前ぐらいのデータしか確認することができませんでしたが、今後は24時間以内の最新データが確認できるようになり、リアルタイムに近いデータを把握することが可能となりました。
Search Consoleのアップデート内容
今回のSearch Consoleのアップデート内容は以下の通りです。
検索パフォーマンスレポートで24時間以内のデータ確認可能
以下の通り、検索パフォーマンスレポートで24時間以内のデータが確認できるようになりました。
また期間のフィルタに「最新日」が追加され、確認すると直近のデータが確認できるようになりました。
データのタイムゾーン(太平洋時間)が表示
以下の通り、データのタイムゾーン(太平洋時間)が表示されるようになりました。
検索パフォーマンスレポートに「日付」タブが追加
検索パフォーマンスレポートに「日付」タブが追加され、確認したい日付を選択しデータを確認したり、その日付のレポートをエクスポート可能になりました。
またデータについては、部分データポイントとして対象日付の一部しかカバーされていない状態で、最終的に正確なデータが反映されるようです。
公式ブログによると、以下の通りとなっています。
最新のデータポイントはそれぞれ、数日後に最終的なデータポイントに置き換えられます。最新データは、最終的に確定する前に若干変更される可能性があります。
その他、Search Analytics API や Discoverレポート は、従来どおり3~4日前のデータのままとなります。
最新データが確認できるのは検索パフォーマンスレポートだけとなります。
まとめ
最新のデータが確認できるようになり、より一層利便性の高いツールとバージョンアップしたと言えます。
サイトを改修した時やアルゴリズムのアップデートがあった時など、アクセス状況をすぐに確認したい場合には非常に役立つと思います。
SEOを行うにあたり、Search Consoleは優良なツールですので、今後も更なるバージョンアップを期待したいと思います。